えぞえぞアザラシ!冒険の章

芹沢N ~旅の記録~

【第3日め】#03 日本海オロロン街道

 
 
セブンイレブンのいい立地のおかげで
行き交う車にボードを
見せながら20分後、
ハイエースが目の前に止まった!
 
仕事で滝川に行く道中、
深川も通るということで
インターぐちまで乗っけてもらうことに♪
 
 
 
運転していたのは65歳にして
仕事も運転もハッスルしている三幣さん。
 
富良野の生まれで、
今はずっと旭川に住んでいる三幣さん。
昔の北海道の話を聞きながら
グングン四国のようなくねくね道を
かっ飛ばして向かった先は、、、
 
 
 
深川じゃなく、
 
留萌でもなく。
 
留萌より60kmほど南、
浜益-はまます-というところ。
 
目指しているのは北。
 
だから遠回りにはなるけど、
留萌から北上するより
ここから北上して
留萌に合流したほうが
景観が素晴らしいということで、
旭川まで行っちゃった
昨日の気まぐれがまだ
喉元を過ぎぬうちに
またやってきてしまったのだ!
 
やったったり〜(笑)
 
だって!
滝川に用事のある三幣さんが
往復100kmも遠回りして
おくってくれるって言ってくれるんだもの
 
ただし、浜益から北上すると
断崖絶壁を通るらしく、
土砂崩れの片道規制が出てるから
夕方からは通行止めになる?という
妙に胸騒ぎがする情報もついている。
 
 
 
そうこうしている内に
よその人間には絶対に分からない
北海道の抜け道を
最大限に駆使して
山中を風のように疾走する車。
 
昔はあったはずの小さな集落は、
過疎化が進みすぎて
寂しい雰囲気になっていたけれど。。。
 
 
 
思った以上に早く着いた浜益という場所は
合併して石狩市の一部になっていた。
 
海水浴もできる立派なビーチに、
トイレあり、近くにセイコマ
(道民はセイコーマートのことをこう呼ぶ!)もある。
 
日本海のにおい。
昔の北海道の話。
三幣さんありがとうございました!
 
 
 
降り際にもらった
三幣さんの奥さんのおにぎりを
砂浜で食べて、写真も撮って、
なんか2時間もまったりモード。
 
 
 
しかし!!
 
 
 
 
 
 
もう15時。
 
夕方までに30km先の
雄冬-おふゆ-を抜けなければ
通行止めで何もできなくなる…!
 
だって浜益岳(1258m)や暑寒別岳(1492m)が
内陸部との間で分断していて、
留萌までに迂回路がない。
 
 
 
稚内宗谷岬までは
 
この海辺の一本道・オロロンラインを
ここから200km北上しなければならない。
 
 
 
今日の夜、
わたくしいったい
どこで何をしているのか。。
 
誰にも分からない。
 
たぶん神様にさえも。。(笑)