えぞえぞアザラシ!冒険の章

芹沢N ~旅の記録~

【旅2018】#16 反省会

 
 



旅を終えました

ハードでしたが今回も満喫できました!
それもすべては皆さんのおかげです。
ありがとうございました☆
 
 
 
 
今日は反省会です。
 
 
帰り着いたら泥のように眠り、
気付くと16時間眠ってました!
SAのテーブルに顔を伏しての仮眠は
睡眠の代替にはならないようです。
 
 
 
寝袋とマットがあるとよかったでしょう。
ただ屋外で寝袋を敷くのは夏以外は厳しいです。
 
 
 
体調としましては、元気です
ちょっと足が痛いくらい。
革のローファーでしたからね・・・。
 
 
 



今回の自分のなかのテーマは、

 
 
 
●初めての東海道逆向き 大阪→東京
 
東京→四国へは過去何度か経験済みで
要領が分かっていましたが
逆打ちだとどういう雰囲気なのか
知ってみたかったのです
【結果】
行き交う車のナンバーを見ていて
西日本ナンバーだと喜ぶ癖が抜けず、
「ああ違った、東に向かうんだよ」
と何十回も頭の中で考えていました。
 
 
 
●JR大阪駅前からのスタート
 
ココに不思議なこだわりがありました。
過去に大阪出発のヒッチハイク
3度ありまして、
いずれも一旦電車で郊外へ移動し、
尼崎、宝塚、垂水からそれぞれ四国へと
ヒッチハイクをしたものです。
 
駅は町の中心地にあり
インターは町の郊外にあり
その移動は徒歩でしたが
北海道で一般道での業を会得し、
都会のド真ん中からのヒッチハイク
出来そうな気がしたのです。
 
ロードバイクで東京大阪を完走したとき
必ずゴールに設定される
国道1号線終点、梅田新道は
JR大阪駅が最寄り駅でしたので
切りよくここから!
と考えたのでした。
 
【結果】
想像ほど甘くはありませんでした。
夏の早朝ならアリかも。
 
夜間は見えなくなるし
昼間は交通量多くて危ない。
明るくて交通量のない時間に
お目当ての高速に乗る車が
行き交う道で!というと
条件厳しいのです。
 
駅前から歩いて行ける場所から
ポイントを選ぶのなら
地元の人の意見を聞くのが
いつも最高のヒントになります。
 
 
 
●スーツ姿でやる
 
スーツに革靴でヒッチハイク
怪しくかつ異様なオーラが出せます。
 
【結果】
大阪駅からスーツでヒッチハイクなんて
トラブルメーカーか、アホか(笑)
 
僕のヒッチハイカー理論において、
清潔感と旅人感のバランスが
毎回一番こだわりたい部分です。
コスチュームは譲れない!!
 
それをあえて無しにして
旅人感ゼロのスーツで・・・
駅前スタートよりもハードル上がりました。
 
辺りが暗くなってしまったので
黒ずくめ防止のため、
ネクタイと上着を外しましたが寒かった。
まだピカチュウの着ぐるみの方が
暖かいし成功率も高そうです。
反省です。
 
 
 
●風景を楽しむ
 
ただの移動手段ではなく、
町町の風景や郷土を楽しむべく
心がけて進みました。
 
結果、よかったです!
通る町の多くは、
一度ロードバイクで下道を走っているので
町の雰囲気を回想しながら
感慨に浸ることができました。
 
暗号のように拠点となりえる
サービスエリアの名前だけ唱えながら
進むより有意義な時間になりました!
 
高速は外壁が邪魔をして
車窓の景色は単調ですが
所々開けるところもありますし
サービスエリアとあなどるなかれ。
ご当地グルメもまた楽しみました。
今回は餃子スペシャルでした。
 
 
 
●雨降った
 
傘が必要な雨にならなかったのは
やはり僕の持つ晴れ晴れパワーでしょうか!
しかし折り畳み傘はあったほうが・・・。
雨の下でヒッチハイクをするためではなく
車の所まで濡れずに駆け寄る用。
 
 
 




●安全第一

 
昨日は東京インターをくぐり、
ゴール!ということで
東京世田谷は用賀のマクドナルドで
日記を更新したのですが、
さすがヒッチハイクのメッカ!
 
ヒッチハイカーが現れたのです。
 
しかし!そのせいであわや事故!と
いう現場を見てしまった・・・・
 
 
 



状況は簡単で、

東京インターの用賀入り口は
環七バイパスからの右左折でのみ
流入可能なインターなのですが、
曲がったらすぐに入り口があり
手前に停車可能なスペースはありません。
 
停まると追突事故になるので
防止のため路肩はポールが立てられています。
 
 
 
曲がって10mの所にヒッチハイカーがいて、
それにビックリした
先頭のおばちゃんドライバーが
停車してしまったのです。
 
 
東名高速に乗るべく勢いよく
高架の坂道を上がっていくために
加速してなだれこまんとしている
車列の先頭が急停車・・・!
 
 
後ろの車が危うく追突、
という状況でした。

追突しそうになったドライバーが
コワモテお兄ちゃんで
クルマ2台とヒッチハイカーで
言い争い勃発です。
いやいや、
道路の真ん中に車置いて
降りてきて怒ってる兄ちゃんも
そんなところに停めたら
やってることは同じなのですが
完全にキレてしまっています。

最終的に事故にはならず
お兄ちゃんの怒りも収まって
事なきを得たのですが、
そのヒッチハイカーが懲りずに
まだ同じ場所でやっていたのです。

さっさと食事を済ませて
危ないのでアドバイスするため
話しかけに行くと、
ナント!渋谷系だ!わお!



ヒッチハイクですか?
>そーっす!



お二人で?
>一人っす
 さっきのは通りすがりの人!



さっき怒られてましたね
>なんか知んないンスけど
 車がなぜか急に止まったンスよ
 怒ってたッスねー



ヒッチハイク初めてですか?
>いや、違うっす
 いつもここでこうやってやってるんでー



ここ危ないですよ!
>いやー、それ言いたい
 気持ちは分かるンスけどねー



(コイツ聞く耳がないタイプだ!)
と思いました・・・(笑)



僕今ヒッチハイクで大阪から戻ったんですよ
>へえー!俺これから大阪っすよー!



ヒッチハイクで北海道も一周しました
>すごいっすね!好きっすねー!



だから、ここはまじでまじに危ないっす!
>わかったっす。
 少しあっちに移動するっす。



という流れで、
なんとか説得できた・・・。
少しあっちの少しが
本当に少しすぎて
まだ危なっかしいのと
たぶん、すぐに彼の言う
『いつもの場所』に
戻りそうだったけど。



ここの標識は
駐停車禁止(人の乗り降りのみ可)
になっているが、
あの状況で事故が多発すると
カッコが外れてしまいそうだ。
ヒッチハイクは悪い事だという
イメージでマスコミの槍玉に
上げられてしまう日も
近そうに感じる出来事でした。



東京インターは
西へ向かう旅人のメッカだけど
ヒッチハイクの難易度は
最高レベルですごく高い!



現に私も3度ここで
ヒッチハイクを開始したが、
走っている車を止めるのは
「絶対不可能」だと感じていました。
彼はそう思っていないようだけど・・・。
用賀インターを車で利用する人なら
危険なのがわかると思います。
高速に乗る気で曲がってきた車が
左の路側帯に安全に停車なんて
世界一のF1選手でも無理です!



『ええ!? あそこ曲がってすぐに
入り口なのにどうやって?』
と思われるのが当然です。
私の時は、一度通り過ぎた後に
ぐるっと引き返して戻ってきてくれた人だった!
あと2回のときはマクドナルドで
食事を調達orイートインしてから
東名に入ろうとしていた人!



もしも東京ICからヒッチハイクをする
やり方を調べていて
この日記にたどり着いた人が居るなら
あの少年の真似は駄目だよ。



角曲がって10mのとこに立って
車に止まってもらう作戦は無茶だ。



少年を見てから
通り過ぎるor止まる
を判断する時間の猶予が
1秒しかない。
考えさせる時間が無いから
止まりたくても止まれないし
万が一不用意にブレーキを
踏ませてしまったり
3車線もあるのに
(右2車線が高速に乗る車線)
左の路肩帯に寄ろうと
車線を跨いで進路変更させると
車が数珠繋ぎになだれ込む所で
すぐ事故になってしまいます!
危険があぶないデス!



・・・あれ?
旅を振り返るつもりが
本当の反省会になってしまった!



写真などたくさんあるので
もう一度つづきます!